2015/12/09    10:48

(談話) 歴史研究のすそ野を広げていくために――アパ論文の受賞に寄せて

当サイト編集長の呉亮錫は、「第8回 真の近現代史観懸賞論文」(アパ日本再興財団主催)において、佳作を受賞しました。以下、受賞者本人からの談話を紹介します。

 


 


このたび、アパ日本再興財団が主催している「第8回 真の近現代史観懸賞論文」において、佳作を受賞いたしました。身にあまる栄えある賞をいただいたことに、心から感謝いたします。これを励みに、日本が本来の誇りを取り戻し、世界のリーダーとして輝く国となるためのお手伝いができますよう、今後いっそう努力してまいります。
 
審査委員長を務めておられる渡部昇一・上智大学名誉教授は、授賞式と出版記念パーティーの席で、「この懸賞論文は、ひとつのインスティテューション(制度)となってきた」と、繰り返し強調されました。
 
現行の歴史学会に関しては、中国など近隣諸国の立場に配慮するあまり、自由な研究が阻害されているという懸念を、何人もの識者の方々が述べておられます。「真の近現代史観懸賞論文」がひとつのインスティテューションになっていくという意味は、旧来の歴史学会に代わる枠組みを創造し、日本の歴史研究を新たな視点から盛り上げていくプロセスであると、私なりに解釈しております。
 
この新たなインスティテューションが持っている意義は、まず誰でも応募できるということです。職業、性別、博士号の有無などにかかわらず、誰もが独自の視点から議論を展開できる。既成の考え方にとらわれずに、世の中の衆知を集めることができるという機能があります。
 
また、民間が主催しているという点も大きなところです。国が歴史研究を応援しようとすれば、どうしても政治の論理が先に立って、自由な研究が行われなくなる懸念があります。「国の立場上、これは言えない」という問題です。その点にも、歴史研究を民間の立場で盛り上げていく意義があると思います。

こうした新たな仕組みを創造されたことについて、アパグループの元谷外志雄会長をはじめ、関わってこられたすべてのみなさまに対して、この場を借りて敬意を表します。

重要なのは、年を追うごとにより多くの人々が、それぞれの立場から歴史を見つめ直し、研究成果を著していくことです。より多くの優れた論文が世の中に発表され、自由な歴史研究のすそ野が広がっていくということです。この懸賞論文の応募の他にも様々な発表の手段が存在します。そうした場において、この国の歴史についての活発な議論がたくさん生まれていくことが、この国の新たな創造につながると確信してやみません。そして、私も、そうした新たな国づくりのお役に少しでも立てるのであれば、これにまさる幸福はありません。

「ザ・ニュー・スタンダード」編集長
呉 亮錫

TOP NEWS

解明されてきた真相

2017/08/30  12:24

どうしてバルセロナでテロが発生したのか。

今そこに危機があるのに

2017/08/25  08:00

地球外からの攻撃に人類は一致団結できるか

Appleより優秀な人材が集結?

2017/05/16  14:05

電気自動車の先端を行くテスラモーターズ

早急に業務時間改善と意識改革を

2017/05/31  14:05

教員は子供の成長に寄与することが本来の仕事

ACCESS RANKING

1

スフィンクスはどれだけ古い?

古代文明は発展中ではなく既に遺産だった

3

5

スペイン発 ファッションの国際競争

ZARAのライバル、MANGOをご存知ですか?

8

アメリカの自動車王に学ぶ「経営に貫かれる奉仕

ヘンリー・フォードの経営思想

10

『ハムレット』などでおなじみの世界の文豪をつ

シェイクスピアに大きな影響を与えた思想とは

1

スペイン発 ファッションの国際競争

ZARAのライバル、MANGOをご存知ですか?

3

4

スフィンクスはどれだけ古い?

古代文明は発展中ではなく既に遺産だった

8

アメリカの自動車王に学ぶ「経営に貫かれる奉仕

ヘンリー・フォードの経営思想