2015/01/23    13:00

天皇陛下を処刑したい中国の“野望”に気づけ(上) 「日本はファシスト国家」と叫ぶ習近平の本心

今日から、3回に分けて連載します。まずは第1回目です。

韓国系アメリカ人らが「日本軍による慰安婦20万人強制連行」といった説を広めていることに対して、間違いを正すべく、日本から歴史の真実を発信するべきだという認識は、かなり広まってきたように思います。安倍晋三首相も「いわれなき中傷が世界で行われている」という認識を示し、この問題に取り組む姿勢を見せています。
 
中国や韓国がいわゆる「歴史戦」を仕掛ける中で、戦後70年に当たる今年は、さらに国際的な反日運動が激しくなることが予想されます。慰安婦問題や南京事件といった歴史問題について、きちんと根拠を示して国際的に情報を発信し、日本の汚名をそそぐことは、とても重要なことです。
 
しかし、より長期的な視点から国際的な情報発信を考える時に、さらに重要になってくるのは、「皇室の権威を世界に理解してもらうには、どうしたらいいか」という観点ではないでしょうか。
 

「最終目標は天皇の処刑」は突飛な話ではない

そう考えるのは、中国の軍事的な脅威が大きくなるにしたがって、日本という国の存続の危機が迫っているからです。
 
日本では数年前に、『最終目標は天皇の処刑』という衝撃的なタイトルの本が出版されました。著者のペマ・ギャルポ氏は、国を滅ぼされた亡命チベット人という立場から、中国が世論工作などを通じて日本を属国化する計画を進めていると論じています。
 
「中国が天皇陛下を処刑する」というと、突飛な話に聞こるかもしれません。しかし、中国政府が発信している内容を見ていると、「やはり中国の目標は、そこにあるのだな」という感じがしてきます。
 

中国がアメリカに呼びかける日本封じ込め

習近平・国家主席は就任以来、日本を「ファシスト国家」と呼び、「日本が戦後秩序を破壊しようとしている」「日本の軍国主義が復活してきている」と熱心に訴えています。
 
東アジアの戦後の国際秩序と言えば、一般には、ソ連の共産主義の脅威を背景に、アメリカが日本との同盟を組んで冷戦を戦った秩序のことを指します。ここで習近平氏が意味しているのは、このことではなく、「米中が日本の軍国主義と戦った」という戦時中のことです(厳密に言えば、日本と戦ったのは共産党が統治する現在の「中国」ではないのですが、その点はここでは措きます)。
 
中国もアメリカも、「太平洋戦争で、日本の軍国主義を退治した」という共通の歴史観を持っています。中国が「ファシスト」というレッテルを安倍首相に盛んに貼りたがるのは、「米中は協力して、日本のファシストを打ち破った仲間じゃないですか。アメリカさん、安倍政権で日本の軍国主義が復活してきています。もう一度、協力して日本を封じ込めましょう」というメッセージとも読めるのです。
 
このことがなぜ、「中国が天皇陛下を処刑しようとしている」という話につながるのか。それは次回に続きます。

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