By. uni
2015/03/18    07:00

土星の衛星、生物が存在する条件を満たす

土星の衛星の一つである「エンケラドゥス」が、地球以外で初めて、生命が存在するための3つの条件をすべて満たすことが明らかになったと、世界的に報道されています。
 
その条件とは、「水」「有機物」そして、「エネルギー」。

これまでに、2008年にはエンケラドゥスの南極に「有機物」が存在することが確認されていて、2014年には地下に液体の「水」、つまり大規模な海が存在することが分かっていました。
 
今回分かったのは、海底から熱水が湧き出していること。つまり、水を熱する「エネルギー」も存在することが分かったのです。
 

エネルギー存在の証拠は「シリカ」

今回、エネルギー発見の決め手となったのは、「シリカ」の粒子でした。シリカは、岩石に多く含まれる物質です。
 
2009年に、土星の輪に塩分の粒子が見つかった時、これがエンケラドゥスに由来するものであると報告されています。今回、コロラド大学の研究チームは、その粒子の中にシリカも混ざっていたことに注目しました。
 
11日付ネイチャー電子版で、「シリカ」を発見した経緯について、研究チームのシュー氏が説明しています。シュー氏によれば、「塩分が見つかったということは、その水は岩石物質と接触があるものだということ」。そして、シリカが見つかったということは、その水と岩石が今まさに、比較的高温の環境で、相互に作用しているということだというのです。
 
シュー氏らは、研究室でシリカの微粒子が形成される条件を調べました。すると、「アルカリ性の水が90度以上である」という条件が得られたのです。こうした高温の水から出てきたシリカが急激に冷やされると、土星の輪に見つかったような微粒子になるのです。

惑星探査機は引く手あまた?

NASAの惑星探査計画としては、2020年代に木星の衛星であるエウロパなどに向かうことなどが予定されていました。しかし、今回の発見で優先順位が変わり、エンケラドゥスの探査が早まるかもしれないとの声も出ています。
 
昨年12月に打ち上げられた「はやぶさ2」が、13日に打ち上げから100日を迎え、順調に作動していることが発表されました。地球外生命体が存在する可能性が高まっている今、日本の「はやぶさ」のような惑星探査機の市場規模は、今後いっそう大きくなることが予想されます。

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