2014/12/17    09:30

主婦も仕事も子育ても ~起業ママの実情~

最近、私たちが提唱する「不登校の正しい認識」と同時に、私の「女性としての働き方」にもご注目いただき、インタビュー等受けることが多々あります。
起業する女性の実情(私の場合)をお伝えできればと思います。


私は現在二人の男の子(2歳、9ヶ月)の母であり、妻であり、IDEA education(イデアエデュケーション)の代表であります。
長男の妊娠を機に、それまで勤めていた不登校経験のある生徒のための高校を退職しました。
仕事自体は大好きで、とてもやりがいを感じていたのですが、不器用な私には子育てとの両立が難しいと感じたからです。


退職後、専業主婦として初めての育児に専念するも、「不登校の子供たちへの期待」が捨てきれず、2013年6月に不登校支援の塾として起業したわけです。「起業」と聞くとなんだか華やかで立派な感じがあるかもしれませんが、その実情は大変地味で坦々としたものです。


まず、うちの子供たちは保育園に入っていません。正確に言うと待機児童です。推測ですが、実績のない自営業ということで、なかなか枠が回ってこないのかなぁと思います。

幸い、主人の理解もあり、私の実家も近くて家族の協力も厚いため、セミナー当日やどうしても…という時には家族に子供たちを預けています。しかし、日々のミーティングは子供同伴、事務作業は皆が寝静まった後や、奇跡的に二人同時にお昼寝をしてくれた瞬間にすかさず行っている状況です。
(関係者の皆さんはこの状況をご理解くださり、子供たちを可愛がってくれるのでありがたい限りです。)


そんな毎日を送っているので、インタビューで、「起業をする際に一番大変だったことは何ですか?」という質問にはいつも頭を悩ませます。
なぜかというと、起業自体は、まだそんなに大変だと感じたことがないからです。むしろ、自分の好きなことを好きなだけやっているので、息抜きというか、趣味のような感覚です。

ただ、大変な思いは毎日しています。
それは、「主婦である時間」です。
 


これは、日常のひとコマです。


今、着替えさせたばかりなのにお茶をこぼして着替え直し。
1人を着替えさせていると、目を離したすきにもう1人がご飯をひっくり返す。
こぼれたご飯の片付けに気を取られている間に、兄弟喧嘩が始まり2人とも泣きわめき収集がつかない。
そんなこんなで対応に追われていると、出発時間を過ぎている…。

日々の何気ない、こんな瞬間が一番「大変だ…」と感じます。
足のつかない海の真ん中で、向こうに陸が見えているのに、かいてもかいてもちっとも進まない。
なんだか毎日こんな感覚です。


いつもこんな時、専業主婦の偉大さを感じています。
専業主婦のママ友がたくさんいるのですが、彼女たちは本当に立派です。

実家が遠かったり、理由があって頼れない状況にあったりする人も多いのですが、夫婦で、またはママ友同士で協力し合って子育てをしています。

ずっと家にいてはパワーがありあまってしまう子供を連れて、真夏でも真冬でも、毎日のように公園へ通います。

雨の日も、抱っこひもで赤ちゃんを前にくっつけて、両手に重い買い物袋をさげ、赤ちゃんが濡れないように傘をさして歩きます。

風邪をひいて熱を出せば、一晩中抱っこで眠らせてあげるのもよくあること。

毎日理由もなくグズる赤ちゃん。おんぶしないと家事もなにもできませんが、腰への負担は相当なものです。

お友達と遊ぶ年代に入ってくると、遊びの中で起こる小さな衝突をきっかけに、社会のルールや善悪を教えます。



専業主婦は、肉体労働でもあり、忍耐も必要で、頭も使うし気も使う。そして、人間の未来を預かる重要な仕事です。
それを無償で行っているわけですから、本当に尊いことだと思います。


 


私は自分のやりたいことを「起業」という形でやらせてもらっていて、主婦としてはまだまだ未熟で世の専業主婦の足元にも及びません。

ただ、私が欲張りなのかもしれませんが、主婦も仕事も子育ても、どれもとてもやり甲斐のある尊い仕事です。せっかく女性に生まれたのだか、その特権をフルに活かして、全て経験させていただきたいと思っています。


先の衆議院選挙で自民党が引き続き多数議席を獲得しました。
自民党の掲げる政策は、女性の活躍をうたってはいますが、今ひとつ専業主婦の偉大さを感じていないようなところが気になります。

専業主婦も、仕事を頑張る女性も、自分なりのバランスで主婦も仕事もこなす女性も、すべての女性が輝くことができる社会を目指してほしいものです。

…が、政府に期待ばかりしていてもなかなかすぐには形にならないと思うので、現状の中で、自分が理想とする女性としての生き方を、夢を捨てずに勇気をもって創り出していきたいと思います。

女性のみなさん、一緒に頑張りましょう!!

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